今宵の花に見とれて


闇夜を切り裂く光が空に広がっていく
あの空の向こう、もう始まっているみたいだ

繋いだ手に感じる温もりが溢れてくる
隣にいて思う。離さないと…
そして、広がる空にあなたへの想いを乗せて

今宵の月に煌めいて散る花は
刹那の思い出となって僕の心に刻まれていく
次々と暗い美空に映る花を見るたびに
僕は喜び声をあげていた

迷子にならないように僕についてくる
あの影の向こう、もう始まっているみたいだ

並んだ肩に感じる感覚が触れている
隣にいて思う。離れないと…
そして、弾けた音にあなたへの想いを乗せて

今宵の月に瞬いて光る花は
切ない思い出を消して僕の心に刻まれていく
ひらひらの青い浴衣の姿を見つめるたびに
僕は隣の君だけ見ていた

やがて終りを告げる可憐な花たち
最後の乱舞する花びらがとても綺麗だった

今宵の月にときめいてたぎる僕は
今夜の思い出は一つ僕の心に刻まれている
はらはらと光る景色の花びらを眺めるたびに
君は見とれて…

今宵の月に煌めいて散る花は
刹那の思い出となって僕の心に刻まれていく
きらきらとかける閃光 景色を眺めるたびに
僕は隣の花だけ見ていた




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