万華鏡


ひらひらと煌く撫子
いつまでも私を輝かせて

秋色の空が広がっていく
街中に安らぎ乗せて広がっていく

万華鏡のようにキラキラと光り輝く
花たちが一つずつ風景を作っていく

ゆらゆらと揺れる秋桜
いつまでも私を色づかせて

静寂の夜に広がっていく
街中に明日を乗せて広がっていく

万華鏡のようにキラキラと光り輝く
僕たちが一歩ずつ思い出を作っていく

移りゆく時間の中で僕たちは
いつまでも空を眺めて思いをはせる

万華鏡のようにキラキラと光り輝いている
僕のまわりを少しずつ色づかせていく

明日の足音が徐々にこちらに近づいてくる
その音はまさに万華鏡





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